東京都立町田総合高等学校のIBL Dayを実施しました

2025年10月31日、東京都立町田総合高等学校のIBL Dayを実施しました。
IBLとはInquiry Based Learning（探求学習）の略で、「多面的・多角的な視点の獲得」「探求プロセスの体感」「よりよい社会の実現」を目的としています。

今年度は8グループ30名が参加し、アニメーションの世界で「動きでキャラクターの性格をどう表現しているか」というテーマで行いました。まずグループごとに事前に調べたことについて発表を行い、その後本学科の佐藤貴子准教授による講義を行いました。

午後には「キャラクター」（任務中の忍者、陽気な観光客　など）と「動き」（物を拾う、椅子に座る　など）を書いたカードをそれぞれひいてもらい、キャラクターになりきって動きを演じてもらいました。そしてその様子を録画した動画を観て、キャラクターを当てる体験を行いました。
狙い通りに演出が伝わる場合もあれば、前後に加えたストーリーが伝わらなかったり、キャラクターを当ててもらうための演出が全然違った方向で受け取られたりする場面もありました。生成AIによる動画生成が注目される昨今ですが、どのようなプロンプトで動画を作ってもらうのか、演出をするのは人間です。今後、アニメーションを観るときの視点が1つ増えたら幸いです。