相模女子大学 メディア情報学科

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「第20回ACジャパン広告学生賞」テレビCM部門で奨励賞を受賞しました

「第20回ACジャパン広告学生賞」において、テレビCM部門でメディア情報学科の学生4名の共作によるCMが奨励賞を受賞しました。

テレビCM部門:奨励賞(メディア情報学科)
今年は、38校の大学から、266点の作品が集まりました。その中から、本学科3年生の岡本みのり、熊澤彩花、吉川侑里、山元海華さんの共作によるAEDをテーマにしたCM「一分一秒無駄にできない」がテレビCM部門で奨励賞を受賞しました。

■岡本みのりさんのコメント
AEDの設置場所を具体的に思い出すことはできますか。学校や駅など、身近なところでAEDを見かけることがあると思います。しかし、実際に必要となった時、迷わず取りに行く自信がある人は少ないのではないでしょうか。一分一秒も無駄にできないなか、探し迷っている時間はありません。AEDの設置場所をしっかり把握して欲しいということ、探す一分一秒が命に大きく関わっているということをこの動画に込めました。

■熊澤彩花さんのコメント
身近にあるけれど、意外と場所までは知らないなと思っている人は少なからずいるのではないでしょうか。ちなみに私もその一人です。撮影を通して、非常時の際に必要になるAEDの場所を把握することの大切さに気づくことができました。AEDの場所を知っているかどうかで、人を救えるかどうかに大きく関わってくるという重要性を可視化させた作品です。

■吉川侑里さんのコメント
私達は普段生活している中でAEDを使う場面はそう多くありません。しかし悲劇はなんの前触れなく起こります。この作品でそのことを多くの人が再認識し、いつもの当たり前の生活の中で意識するきっかけになればいいなと思います。

■山元海華さんのコメント
この作品は、AEDの重要性とその場所の意識を促すことを目的とします。AEDは知っているけれども、実際にどこにあるか分からない。本当に必要な時、走る先にAEDがあるのか。分かるのは日頃からAEDの必要性を意識している人です。この作品を通して、私も常にAEDの場所を意識しながら生活していきたいと思います。

■指導担当 金相賢講師(当時)のコメント
去年に続いて入賞を果たしてとても嬉しいです。本作品はメディア情報学科の専門科目である「広告制作演習」でチームを組んで制作したものです。学生が主体となり、企画から出演、撮影、編集まで、制作工程で次々と出てくる課題を解決しながら完成しました。CMは二人の学生が道端に倒れた人を見つけて駆け寄るシーンから始まります。二人が意識を確かめながら119番に通報したあと、AEDを取りに行こうとします。そこから画面が二つに分割され、設置場所を知る側と知らない側に分かれてそれぞれ別のストーリーが展開されます。「一分一秒無駄にできない」時にAEDの設置場所を知ることの重要性を映像でうまく表現し、高く評価されたと思います。おめでとうございます。

第20回ACジャパン広告学生賞 受賞作品 テレビCM部門
https://www.ad-c.or.jp/campaign/cm/winners/tv/index.html